2016 J2 第15節 ツエーゲン金沢vs松本山雅FC [Away]
△讃岐、◯町田と続いてきた「腐れ縁3連戦」の最終戦。
アウェイで正真正銘の腐れ縁、北信越リーグからしのぎを削り、JFLは同期昇格。
腐れ縁中の腐れ縁。
「赤い小悪魔」ことツエーゲン金沢との一戦、アウェイ西部緑地へと向かいました!
実は私の初のアウェイ参戦は、何を隠そうここ西部緑地!
2011年、JFL2年目の11月でした。
会社の山雅バカな先輩に「乗せてってもらう車が空いてるけど行く?」って誘われて参戦。
当時は、当地のどこにも寄らないスタ往復のみの弾丸行程に
「へ? せっかく遠くまで来たのにどこにも寄らないの?」
って思った記憶があるけど、今や当然の事になってるのはいとをかし(^^)
それから5年ぶりとなるこの一戦。
「ムダに熱い北信越」と言われたあの頃からの、正真正銘の腐れ縁です。
金沢の運営さんも結構気合い入れてるようで、ちょっとデジャヴな「一万人チャレンジデー」としての
プロモ・煽りを展開。
「緑の進撃を、赤で塗り替えろ。」
とか、SNSでハッシュタグつけた投稿煽ったり、前節町田戦にはアルウィンにゲンゾーまで来てチケ売ったり、
金沢市内では、学生無料券出したりと。
しかし現地入りしてみたら、スタグル方面では圧倒的な#緑の進撃状態。
焼き牡蠣 3個500円のここでは、緑の大行列が出来てました。
雨が怪しいとの事で、ころころ変わる天気予報とにらめっこしながらでしたが、
試合は小雨→普通な雨 が交互にやってくるような感じ。
そして今日の起点は右サイド!
隼磨が保持、オーバーラップしたウィリアンスへヒールでパス。
さらにそれをOLした隼磨へパス!隼磨えぐって高崎へパス、落として工藤ちゃんがシュートフェイントで
マークかわしてシュート!
先制ーー!!1-0!!!\(^o^)/
その警備員さん、
HTにはゲンゾーが来場者プレゼントの引き換えボールを投げ入れ!
まさかの、アウェイ側のスタンドにまで!
2つ投げ入れたうちの1つが私の前の列の小さい子の前に。
機動力ある若者が拾ったけど、なんとその小さい子に「はい、どうぞ」と渡してあげた!
なかなかイキな若者見てほっこり(*´∀`*)
さて後半。
今日先発のウィリアンス、彼も激しく動きはよいけど、トラップが大きめだったり
シュートが入らずとか。
でも、シュート一発決めれば変わりそうな気がします。期待。
なれない左サイドも繰り返してやれば慣れてくる。
アグレッシブさを忘れずに、まだまだ伸びてって欲しい。
金沢は終盤に水永を投入、パワープレーに。
水永のマーカーは飯ちゃん。
この戦いも結構面白い。結構飯ちゃん勝ってたと思います。
何度かこのブログでも載せてますが、きーやんのこの蹴り後のポーズ好きなんです(^^)
高崎がセンターライン付近でポスト、DFライン裏に入れたボールに大貴が反応!
DFにチェックされるもこらえて保持! そうそう!!
こういうプレーが見たいんだよおっさんは!!
そしてそのまま持ち込み左を振りぬく!
ボールはGKの股間を抜けて右サイドネットを揺らすーーーっ!!!!2-0!!
大貴「隼さーん!!オレやったよー!!」
隼磨「大貴見てたぞ!!よくやったー!!」
ひしっ(*´∀`*)
今日イチのショットでございました。
試合はこのまま2-0で勝利で終了!
雨中のアルプス一万尺!
思えば、選手紹介の前に、♪アルプス一万尺を流してくれてたなー。
結果、よいフラグの方に倒れてくれました (^^)
帰りを迎えてくれたのは、「やきそばよっちゃん」の掲示板。
「おかえり~!雨の中のでかい声カッコよかったよ! よっちゃん」
行きにも、
「頑張れターミガンズ 金沢遠いが勝ち点近い よっちゃん」と励ましてもらいました。
安房を越えるアウェイでは、よっちゃん前と稲核周辺の山雅フラッグエリアは欠かせないですね!
おまけ。
私は、実は今回が初のお泊りアウェイ。 これ、やってみたかったんだよねー(^^)
現地の幸をいただきながらの祝杯!
そして翌日。
有給をいただいての、観光。そして現地の幸購入。
すし!のどぐろー!
お腹と心をたっぷり満たしました。(財布はかなり寂しくなりました(^^;)
2016 J2 第14節 松本山雅FCvs町田ゼルビア [Home]
腐れ縁三連戦の1戦目、カマタマーレ讃岐は、昨年及びそれ以前を含め、
山雅が対策されガッチガチに守られてという対応を受け、結局いくつかのチャンスも決めきれずドローでした。
さて迎えるは2戦目。ホーム連戦です!
FC町田ゼルビアを迎え撃ちます。
町田ゼルビア。
2010年、JFL昇格1年めでの初対戦では、木島良輔・勝又慶典の2トップ中心にボッコボコにされ、
1-6 のボロ負け。
ホームでの2戦目も1点先制されながら追いつくも、その後退場者を出し10人になった相手に
勝ち越せず、逆に勝又に2点めを決められ1-2で敗戦。
その後2011年は山雅ホームでは勝利!満を持して、昨年の1-6の屈辱を晴らそうと
乗り込んだ野津田では、天敵勝又にやられ2失点。
「またかつまたか」とつぶやいたのを思い出します。
その年はJ昇格を終盤まで争い、3位と4位(権利持ちの1,2位)で同期昇格。
翌年2012年は共に初のJ2参戦。
初戦のアウェイではフナがPKでシーズン初ゴールで勝利、後半のホーム戦では憲太のあの
月間ベストゴールを獲得した超ロングループも飛び出し快勝で、この年は2勝。
町田はその後残念ながら降格してしまったので、それ以来4年ぶりの再会となりました。
このダンマク。2010年初戦に野津田で1-6でボコられた山雅が、2011にその雪辱を
果たそうと持ち込んだ「去年の忘れ物を取りに来ました」というものでした。
その試合は返り討ちにあったものの2012年で雪辱。
その後、負けたほうがこのダンマクを預かり次の試合に掲げる、というお約束になってるそうです。
ずーっと町田さんに預かっててもらいましょうそうしましょう!
選手が飲む水も、少しでもぬるくならないような配慮でしょうか。
山雅のボトルには直射日光を避けるように、タオルが置かれていました。
アルウィンのピッチで大の字になったら、気持ちいいだろうなー。
この日の左WBに入ったのはイシ。
彼の特徴的武器のドリブルの仕掛けはやっぱワクワクさせてくれる!
試合出場する事で、守備・クロスなどの面でも安定性が出てきて向上してきてると思います。
が、この日は守備で相手FWとの競り合いで肩(頭)からピッチに落ち、前半終了で交替。
せっかく調子上がってきたのに実にざんねんです。早く帰って来て!
でも怖い動きはしてたものの、きーやんがマークについて仕事させず。
今年の序盤は、きーやんのCBって一時的なものだと思ってたけど、しっかりとした仕事ぶり。
最終ラインからの起点にもなって、今年の新・山雅スタイルには欠かせない存在ですよね。
工藤ちゃんもこの笑顔が好きです。
試合展開は前半は町田が優勢に進めるも両チーム決定的なシーンなく0-0。
後半、山雅がチャンスを多く作り出す中、
ショートコーナーからの流れで工藤ちゃんのやさしいファーサイドへの浮き球クロスに
回りこんできた飯ちゃんのガンダムヘッド!!!
もみくちゃです。
後半から左WBに入った竜太朗。
競り合って倒れても、ボールへの執念を見せてくれるプレーぶり。
今後の大化けを期待してます!!
バースデーゴールを決めるには時間が短すぎたかもだけど、今後のチャンスをモノにして欲しいです。
2位町田に「勝ち点6の価値ある」勝利を収めました!
いい笑顔やー!
そして最近の流行りもの。
MOMインタビュー後の、カメラへのサイン。
飯ちゃん、デカすぎてよくわからんけど(笑)
さて、ここまでの「腐れ縁3連戦」は1勝1分とそこそこ好調に来ました。
3試合目の次節はアウェイ金沢。
JFLどころかCL時代..あ、地域リーグの事です(^_^;)、
「無駄に熱い北信越」北信越リーグ時代からの最も腐れ縁のチームです。
かなりツエーゲンの運営側も気合い入れてるようです。
この町田戦でもチケット販売特設ブースが設けられ、さらには「ゲンゾー」までも来場。
腐れ縁でもなんでも、
とにかく目の前の相手に全力で立ち向かう、戦士たちを全力で背中押しに行くぜ金沢!
2016 J2 第13節 松本山雅FCvsカマタマーレ讃岐 [Home]
2016 J2 第12節 東京ヴェルディvs松本山雅FC [Away]
ここまではアウェイ愛媛で0-0ドロー、ホームC大阪は0-1惜敗で1分1敗。
でもGW後半で、ヘタすると帰省の人たちと被る危険性も。
(※「aF東京、a横浜Fも行ってますよー!?」とご本人からツッコミあり訂正)
ヴェルディ側、こちらか見て左端のダンマク。
2016 J2 第11節 松本山雅FCvsセレッソ大阪 [Home]
長期連休といえば連戦。
山雅のワクワクが短いスパンでやってくる日々は個人的には嬉しい反面、選手スタッフは休む間もなく、疲労や怪我などの心配が募ります。
そんな中、今年の山雅のGWは アウェイ、ホーム、アウェイ。
初戦のアウェイ愛媛戦を0-0のドローで勝ち点1を手に帰って来た、我らが緑の戦士たち。
そんな彼らとホームで戦うGW2戦目、優勝候補筆頭との声が高いセレッソ大阪を迎えます。
公式戦初対戦です!
去年はリーグ入れ替わりで対戦なかったけど、2015シーズン前の練習試合で負けた記憶が。
そもそも、メンバー的・資金的にJ2らしからぬチームではあります。
そんな気持ちもサポさんたちも持っているんでしょうか、このダンマク。
...個人的にはこれで選手にはプラスになるのかなあ、逆にプレッシャーや結果出ない時にはサポとの溝にならんだろうか、ちょっと疑問に思います。
それでもさすがの動員力。
GW半ば・初対戦などの要素はあったにせよ、今季最多のサポさんがいらっしゃいました。
ピッチ内練習の時には、中央に固まって声出ししてました。
狙ってやってるのかたまたまなのか、★印っぽく固まってるような。
…狙ってやってるにはイビツなので、たまたまでしょうね。
試合前には、例のあのチャントを仕掛けられました。
♪ 蕎麦より たこやきー! 蕎麦より! たこやき!
・・・結構執拗にやられたので、売られた喧嘩は買わねばなりませんね、
って事でコルリダも ♪たこやき より 蕎麦!たこやき! より 蕎麦!
すると向こうからは ♪たこやき たこやき たこやき!たこやき!
と、既になんだかわからんくなったものが返ってきました(^^;)
こういうピリピリしない煽り合いは面白いっすね。
あとこの日は春先のアルウィン特有の強風。
こいのぼりの角度を見てもらっても、風の強さと暴れ具合がわかる1ショットです。
そうはいってもこの日の入場者は、ホーム開幕千葉戦を超える、17302人!
その人数の中央線は圧巻でした!
試合前には、セレッソのブラジル人選手がオビナ、ウィリアンスのところに来てハグ。
6番ソウザは2015年バイーアでウィリアンスと被ってるけど、オビナとブルーノメネゲウはわからんかった。
試合は、今年の取り組みがJ1的な潜在能力がある相手にどこまで通用するか、が見どころ。
でも、意外とこれが形になっててポゼッションしてかつチャンスも多かったのは山雅でした。
きーやんの強烈なミドルシュート!はGKの届かないとこには飛ばせず弾かれる。
相変わらず決定力に難があるのが悔しいところです。
セレッソで印象的だったのは、キャプテンマークを巻いた元日本代表、柿谷。
かつて”ジーニアス(天才)”と呼ばれた男、欧州(バーゼル(スイス)移籍まで果たしたものの、
花開かず帰国、もっとスマートなプレースタイルかと思っていたけど、前線からかなりのフォアチェックをしてました。
この宮阪へのドロップキーック!...じゃなくて、パスブロックなど、かなりの気持ちが見えました。
そんなこんなで攻めこむも得点まで至らずだった前半25分。やられました。
右サイドに9杉本にえぐられ、グラウンダークロスを警戒した工藤ちゃんのスライディングを
かわされてクロス→ファーの選手が中に折り返し→中で待つ柿谷がジャンピングボレー。
個の力はさることながら、杉本へのブロックに工藤ちゃんしかいけてないところ、
ファーからの折り返しにボールだけ見てしまい、柿谷をフリーにしてしまっているところ。
この辺に改善点がありそうです。
この2人の頭脳・指導力にこれからさらに期待です。
それ以外の時間の展開は、負け惜しみっぽいかも知れないけど、そう怖いシーンも多くは無かったと思います。
ただ、セレッソの怖さの少なさよりも、山雅の決め手のなさが優った、そんな気がします。
セレッソは「攻めの怖さ」より「守りの強さ」を感じました。
例えばこのシーン。後半2分。右サイド上がった隼磨が倒され、PA横高い位置からのFK。
この写真に写ってない、FKの壁2枚以外、このエリアにGK+残り8人全員が入り”絶対に割らせない”
という硬さを感じます。ここに山雅選手は4人。今この写真見ると、なんか取れる気がしません。
前節京都戦でセットプレーから2失点で連敗しているせいで、かなり意識が強かったのかも。
反さんも冗談交じりに恨んでましたねえ…
ウチも個々には頑張ってるんですがねえ。。。
高崎も、ハイボールの強さは素晴らしいけど、そろそろ本人もサポも1点欲しいところ。
でも、この日最もワクワクさせてくれたのは、後半アタマから登場のこの人。
石原崇兆!
上の右からのFKのこぼれ球をシュート!!
左から横にドリブルで仕掛けてゴールほぼ正面でのFKのを獲得!
左からのクロスをアタマで落としてチャンスメーク!(山本が合わせきれず)
イシには期待してます。どんどんチャレンジして欲しい!
もっともっと強くなって、ファウル受けても倒されてFKじゃなくて、ものともせずにそのまま
プレー続けてさらに怖いヤツになって欲しいです!!
この日は後半オビナ・ウィリアンスも投入。
オビナもうまさは見せたけど、怖さがまだまだ。もっと出来るよ!
でもそう簡単な訳ではないです。
今年のJ2では、下部リーグ時代からスタイルを積み重ねてきたチームが結果を出しています。
町田ゼルビア。
2012年J2昇格も、すぐに降格。その後、大きくスタイルは変えず、4年を経て再昇格。
現時点で勝ち点22、首位と1差の3位。
レノファ山口。
JFL→J3→J2と2年連続で昇格、昨年のJ3では超攻撃的サッカーで圧倒的な力で優勝。
大きな補強をしていないにも関わらず、現時点で勝ち点21で4位。
継続は力なり。を体現している2チームです。
我々も長くかかるかも知れないけれど、上位に入れない時期が長くなろうとも、
信じて共に戦う気持ちに陰りがない自信は持っています。
さあ、まだまだ42試合中11試合が終わったところ。
焦らず必死に急いで全力で戦いましょう!